帝王切開の思い出
こんにちは、pirena妻です。
さて、昨日も書いた通り、脊椎麻酔+硬膜外麻酔で帝王切開術を受けました。
脊椎麻酔をしたらすぐに腰から下がもわーっと暖かくなり、足先以外の足を動かせなったので、横になるのも全部介助してもらいます。
尿カテも入りましたが、麻酔がかかっているので何もわからない間に入れられてました。
氷を体表面に当てて胸から下の冷覚がなくなっていることを確認したらタイムアウト。
手術が始まると数分で1人目が、1分後に2人目がオギャーと出てきました。
私が泣くかなと思いきや、案外涙は出ず。けど2人がしきりに泣き喚いている声を聞いて、ああ2人なんだな、としみじみ実感しました。あの時の感動は一生忘れない。
赤ちゃんが出されてからも意識はありましたが、少し鎮静薬を入れてもらったので早く終わったように感じました。
手術の出血量も1Lと少なめで、輸血を要することもなく無事終わって一安心。
手術が終わると数時間で麻酔は切れ、足を動かせるようになり、痺れた感じもなくなりました。
最初の3時間ほどは30分ごとに悪露や子宮収縮のチェックに看護師が来られました。
子宮収縮のためにお腹を押されるのがとにかく痛い。硬膜外麻酔があったので多少楽だったのかもしれませんが、それでも痛かった。
翌朝までは臥床安静でした。夜中に39度の熱が出ましたが、術後なのでみんな出るそう。2日後には熱は下がっていました。
夜中、子供がおっぱいを吸いに連れてこられました。おっぱいは出ないけど、吸う練習をできるだけ早くからした方がいいらしい。
初めてじっくり見たわが子。どんな仕草も可愛くて、撮った動画を夜中に何度も再生して見ました。
翌朝には立ってトイレに行く練習。かなりお腹に痛みがありましたが、何とか行けたので尿カテは抜かれました。
ただ、お腹の痛みはここから数日がピークでした。痛いと思ったら硬膜外麻酔のボタンを自分で押して薬をフラッシュ。多少痛みには効果があったように思います。
歩くことに早く慣れて足を使わないと血栓のリスクも上がるので頑張って動きましたが、お腹の痛みをかばうので逆に全身筋肉痛に。
入院している間は、本当に全身が痛くてたまりませんでした。
双子妊娠中は、ストレッチすらできないほどにお腹が大きかったので、極度の運動不足になっていたことも要因の一つだと思います。
後陣痛でお腹は痛いし全身の筋肉は痛いしで、我慢できなくなり泣きながら痛みどめの座薬をお願いしたこともありました。
1週間ほど入院しましたが、ある程度普通のスピードで歩けるようになったのは退院当日くらいだったように思います。
帝王切開のダメージって結構大きいことを実感しました。
まあ、体を酷使することになるのは退院後なんですけどね。