【妊娠中期】妊娠中は在宅勤務に
こんにちは、pirena妻です。
妊娠発覚時、私も常勤医師として働いていたわけですが
発覚から数日でつわりが酷くなり、出勤もままならなくなりました。
幸い私の上司はとても理解があり、つわりで仕事を休むことを快く承認してくださったので、そこからそのまま休職(先ずは有給消化)しました。
それまでしていた病棟業務、外来業務を全て、同僚や先輩後輩に振り分ける形で対応してくださったのです。
入院している間に有給はなくなり、以後は傷病休暇となりました。
20週頃にはつわりは落ち着いたものの、つわりで入院中に殆ど動いていなかったため体力がかなり落ちていたのと、お腹がかなり大きくなっていたこと、双子で早産リスクが高いこともあり、病棟や外来業務で復帰するのは難しいということで、むしろ上司の方から、CTやMRIなどの画像読影を自宅でするという形での在宅勤務を提案してくださいました。
インターネット配線整備やパソコン設置などの準備をして、21週から27週まで在宅勤務を行い、27週から産休に入りました。
双胎妊娠の場合産前休暇を26週から取ることができるのに27週まで頑張った理由は・・・
私はまだ専門医を取得しておらず、専門医取得のための勤務日数を産前にできるだけ多く確保するためでした。
私の科の専門医取得要件では、妊娠出産育児による勤務必要日数の免除は一切ありません。(数ヶ月程度であれば免除があってもいいのになあと思います。)
私の場合は、産後も6ヶ月程度で復帰しないと、同級生と同じタイミングで専門医試験を受けることはできません。産後はできるだけ子供達と一緒にいたかったので、産前にできる限り働こうと思いました。
けど育児中に勉強できるとは思えないので、結局1年遅らせないといけないかなあ。。
何はともあれ、在宅勤務では、お腹が張ったらすぐ横になって休んだりしながら、読影時間が病院の常勤医としての規定である週30時間以上になるように調整していました。
ずっと座っているだけでも結構お腹は張るし、息苦しくもなってくるんですよね。
もし出勤していれば、お腹が張ったらすぐ横になるなんてことはなかなかできないので、在宅で本当に助かりました。
このような措置をとってもらえたのも上司の理解があったから。心から感謝しています。
こうやってフレキシブルに勤務形態を調整してもらえるような体制が全国的に整えば、妊娠出産を控えた女性も働きやすくなるのになあと思います。