医者夫婦の双子育児記録

夫婦共に医者として働いていたある日、双子妊娠が発覚。37週で帝王切開で出産。妻のみ育休を取得して双子育児に奮闘中です。双子妊娠中、育児中の方に少しでも有用な情報を!

【妊娠中期】早産予防のためにした2つのこと

おはようございます、pirena妻です。

今朝は2人ともグズグズ。抱っこ+おしゃぶりで何とか静かな時間が訪れました。

 

双子妊娠で一番怖かったのは、早産。

特に体格の小さな私は、早産リスクが高いとずっと言われていました。

早産になれば子供達は未熟で産まれてしまうので、脳出血やら脳性麻痺、未熟児網膜症、呼吸不全などなど様々なリスクにさらしてしまいます。

少なくとも30週、肺の形成を考えると34週までは何としてでももたせたい・・・

 

早産予防のため、親の注意で何とかできることとして2つのことに気をつけました。

一つは歯周病歯周病を起こすと早産リスクが上がります。

妊婦は歯周病リスクが高いので、朝晩の歯磨きを念入りに行い、特に夜はネオステリングリーンという殺菌のための液体でうがいをするように心がけました(市販ではconcoolという名前で売られています。産後も使用しています)。

歯ブラシは鉛筆を軽く持つように持つ、磨くのは歯そのものではなくて歯茎との境目。

安定期に入ったら歯科検診に行くよう言われていたので受診したところ、妊娠前よりもむしろ歯茎の状態は改善していました。 

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もう一つは、できる限り安静にすること。

20週になる頃にはかなりお腹も大きくなり、少し動いただけでお腹が張るようになりました。

お腹が張るということは子宮が収縮しているということで、できるだけお腹が張らないようにするには安静にするしかありませんでした。

24週以降産前まで、病院受診以外の外出は本当に1度もしませんでした。

30週くらいまではちょこちょこ料理くらいはしていましたが、30週ともなると子供達の体重合計は3000gに達したので単胎妊婦の満期。

ほとんど家事をしなくて良いように、両家のお母さんに交互で来てもらい、日中もほとんどソファで横になって本を読んだりして過ごしました。

立った状態を維持するだけでもお腹が張ったので、脱衣所にも椅子を置いたり。フラットに仰向けになることも難しく、上半身を30度くらい起こした状態になるようにクッションを置きまくったり。要介護状態のような感じでした。

 

おかげさまで36週まで入院することもなく自宅で過ごせて、37週5日の正期産まで持ちこたえさせることができました。

全然外出ができず精神的に滅入ることもありましたが、それでも子供達をお腹の中で成長させてあげることができて、本当によかったと思っています。

正直、私も含めてみんな、早産になることを覚悟していたんですが・・・。